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近年、雰囲気ガスによる連続熱処理において、オーステンパー式に変わってきていますが、当社では、加熱油焼きで処理を行っています。確かに、双方の利点は、異なっていますが、あえて油焼きを選択しています。その理由としては、2mm以上の板厚の熱処理が可能な事と、環境に対する配慮からです。
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このグラフは、焼入れ、焼き戻しの各部の温度分布状態、Co2濃度測定によるCp値を記録したグラフです。このデータは、電子化され保存されます。また、ご希望により紙での添付も可能です。
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この黄色の粉状のものは、ボンデがガス化し、再結晶したものです。電子ガスクーラーのスパイラル部から採取しました。酸洗材の表面についていたものが、高温に加熱されるとガス化し炉内に飛散します。
今後の当社の課題としては、半導体制御を用い、高効率の加熱制御をしていきます。また、焼入れ油の再生化の研究も行っています。これらが実現することにより、お客様に還元できると確信しています。
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ターンテーブル式(φ400mm)半自動ピーニング装置を導入いたしました。一般に、ピーニングは、金属の表面応力を除去する手法として用いられます。この装置は、荒加工と仕上げ加工の2ステージからなり、時間制御することにより、均一な仕上げ面を得ることができます。
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また、応用例として、塗装などの密着性を改善する為の前処理としても使われます。表面ムラが少ないのが特徴です。テストサンプルは、お気軽に問い合わせください。
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